価格に応じたおもてなしを
当店が実際に提供しているのは、すごくシンプルです。
「串揚げ」と「ワイン」と「パン」です。
それで、お客様からは一人1万円~2万円をいただいています。
ワインと食材はオーナーやシェフが現地まで出向き、
生産者ときちんと向き合った中で厳選したものを取り揃え、
1つ1つ丁寧に串揚げという商品に転換し、お客様に提供しています。
だから、素材は安心で美味しいのは当然です。
ただ、それだけではお客様からこの値段はいただけません。
お食事を楽しんでもらう「時間」と「空間」を提供しています。
※六覺燈の「六」は六感という意味も込められています。
お客様に「おいしかったです」だけでなく、
「幸せでした、楽しかったです。また来たいです!」と
言っていただくような『おもてなし』で付加価値を付けているからだと思っています。
例えば・・・
お客様から「このキュウリ美味しい」と言われて、
「ありがとうございます」と答えて終えるのと・・・
「そうなんです。普通のキュウリより美味しいのは、
実は●●さんという農家と契約して、作り手の●●という想いがあって、
生産方法が●●だからなんです」などをお伝えするのと・・・
どちらの方がお客様から
「へー!だからか!」と納得して面白いと思ってもらえるでしょうか?
ワインも同様です。
お客様から「このワインはどんなワインなの?」と訊ねられ、
ヨーロッパのワインか、アメリカのワインか、
生産方法や管理方法による違いなどをお伝えすると、
お客様も満足して、中にはワクワクするお客様もいらっしゃいます。
上記は一例ですが、当店に来ていただくお客様は感性が豊かな方が多いです。
そういったお客様に来店していただいて幸せになってもらうため、
私たち自身も感性を磨いていきます。
当社は、飲食店という枠を超えた付加価値をつけて営業していることもあり、
リピートされるお客様や著名人も多く、来ていただいています。
そのため、コロナ禍でも多くのお客様がお店を心配して、
来店していただき、他の飲食店と比べて影響は最小限に抑えられました。